115 袖を付ける

 

1

身頃と袖は中表にして、袖を手前にして縫います。

肩山と袖山、袖付けの印を合わせて待ち針を打ちます。

袖付けから5分(1.9cm)、袖山から左右1寸(3.8cm)位を返し縫するとしっかりして解けにくくなります。

縫ったら手前に5厘(0.2cm)のキセをかけます。

2

袖の振りから袖付きの縫込みをぐるりとみみくけします。

身頃の縫込みの縫い目を割って肩周りをみみくけします。

3

脇のあげの縫込み部分(三角になった所)を表に縫い目が出ない様にくけておく。斜めになっている所は本くけ、下の真っ直ぐな所はみみくけになります。このとき、寸法の違いによっては多少表に縫い目が出る場合があります。