怒りが爆発
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111.見学に関して決まりや意向があるなら先に告げるべきです。
2009/01/30 40歳代団体職員(横浜市)

image某校にメールで問い合わせ、担当者の「一度見学とのことですのでご覧頂きながら詳しくご相談致しましょう。」「ご都合の宜しい日時がありましたら幾つか候補を挙げていただけますでしょうか。」との返信に対し、初等科、中等科両方を見学できる日時を返事したところ「通常より、見学と云うことに対しましては1時間ほど見ていただきましてその時間枠の中で、お話ししております。」「見学されます生徒も、辛い立場でもあります。」「中等科では、試験も近いですし見学できる内容でもございませんので遠慮していただきたいと思います。1人1人の在学中の生徒を大切に考えておりますのでご理解いただけますよう、お願い申し上げます。」「少しお話しを・・・というようでしたら」「お稽古が終わりましたところで30分くらいでしたら、お受けいたします。」と態度が変わりました。見学に関して決まりや意向があるなら先に告げるべきです。全く何も説明しなかった上に、在学希望の私に対する非難の意を含んだ返信の言葉には非常に不快感を覚えます。

110.こういった会社もあるということも知っていただきたくて
2008/11/20 30歳代会社員(観音寺市)

image私は某呉服屋で正社員として勤務しています(店舗は大型商業施設内)。ここではまだ、会社名は出ていないかもしれません。皆さんのお怒りを拝見していると、やはり強引な販売や着付けなどに対するものが多いですね。うちにも確かにお客様が一言も「買う」と言っていないのに電卓をたたいて計算する上司もいます。そういう人は正直、参考にしてません。あくまでお客様の意思を尊重していますので、仮着付けの段階で「イヤ」といわれればそこで引き下がりますし仮着付けされた後で「帰る」と言われれば店舗ラインまでお見送りします。あくまでそこには常にお客様の意思が尊重されなければなりません。小物を買いに来ただけのお客様に「買うまで帰さない」みたいな行動は禁止されてますし。ついでに帯とか着物を見てもらうことはありますけどね。でも見てもらって、お客様に買う意思がなかったらそこまでです。そこで無理矢理買わせたらどうなるでしょう?正直、店舗のある地域が田舎なのですぐさま口コミで「あそこの呉服屋で買うのはやめたほうがいい」と広まります。そうなればもう、お客様は誰も足を運んでくれなくなります。誰しもそんな強引で詐欺みたいなお店には行きたくないでしょうしね。それにそれがきっかけで大型商業施設にさえも来なくなることもありえますし。ただ、強引な販売というのは他のアパレル企業でも若干取りざたされてます。それが呉服屋だけにいつもターゲットされるのは、やはり今までの根深い展示会商法が原因なのかなと思います。ああいうのは本当に同業者から見ても恥ずかしいですし、やめていただきたいです。ちなみに私の会社は一切、展示会は行っていません。個人ノルマもありますが、達成できなかったからといって自分で着物を買うことは禁止されています。もちろん、辞めさせるといったこともありません。確かに売り上げがなくてはお店はやっていけませんが、売り上げを確保するためにお客様や従業員からお金を巻き上げることはしません。それならまだ倒産したほうがましです。まあ、同じ会社でもやはりやや強引な社員もいますけどね・・・^^:私はあくまで一見さんも大歓迎ですし、世間話したいだけの方も大歓迎です。確かに仕事なので、着物を見せたりすることはありますが、そこでお客様が不快感を示せばそこで切り上げます。だって次もまた来ていただきたいですから。買っていただいたお客様にはお礼状と月1程度のペースでおはがきを出しています。(裏面にDMとかがあるやつじゃないです。普通のお便りです。)こういうのも、各地を点々とする展示会ではありえないことだと思います。私の会社のコンセプトは「地域に根ざしたお客様お一人お一人との深いつながり」です。こういった会社もあるということも知っていただきたくてお便りしました。

109.ネットでの呉服屋さんへの評判をみて不安・不信がつのります。
2008/09/17 30歳代(尼崎市)

image初めて自分で着物を買いました。結城紬と西陣織の帯です。結婚式で着物をレンタルすることになり小物を買いに大阪にある船場センタービルのとある店舗の行きました。こういう機会でもないと呉服屋さんに入ることもないと思い「買うつもりはないんですが、普段着れるような着物みせてもらえますか」と伝え、店員さんにいろいろ見せてもらいました。店員さんも熱心で勉強になったし、なにより着物が気に入りました。ただネットで色々調べていて心配になってきました。この怒りが爆発でもよく取り上げられているように ①反物が100万位、帯で5万位襦袢でも1万円位の値札がついていたにもかかわらずそれをセットで30万28万25万結局帯締め草履半襟込みで20万の値段になった。 ②4時間ほど時間がかかったこと、紬の織り方や産地の違いや沖縄の紅型の写真、コーディネイトの仕方やら。面白かったので問題はないんですが、もしかして拘束されてたのか!座りっぱなしでお尻が痛かった。 ③買う気がないことは伝えましたが最初から電卓片手に何度も支払い方法を提案されたこと「払うとしたら1カツ払いがいいですか、分割だったら10年着るとして1年当たりこれくらいですよ、イヤイヤわかってます、いや買うとしたらですよ」 ④1日置いてからまた来ます、というと「いえ私もノリでこのお値段にしてますんで、もうこの値段ではなかったことにさせてもらいます」と言われてしまいました… ⑤これはお得意様にしか見せてないんですが、と裏から着物を出してきたこと私一見さんなのに… ⑥伝票に住所電話番号を書かされた。(なぜ個人情報を書かなければいけないんでしょう、DMを送るために必要なのでとでも断ってくれれば不信感はわかなかったんですが、私の不注意です後から気がつきました)  悪徳な店舗はもっと高額でローンを組ませるらしいので悪徳ではないと思うんですがお得意さんだけにという手もまぁ多少強引なセールストークで買う気のない客をその気にさせるのは店員さんの腕で長時間になるのは客である私が聞いていただけ。着物のシールも奥順さんと茨城県の割り印、帯の西陣織の眼鏡マークもついていました、まさか偽物ということもないでしょう。小物を買いに来ただけの客に着物を勧めるのは商売上のチャンスで当然だと思います。ここまで納得して購入しているので問題はないはずなんですがネットでの呉服店の悪評をみているとなんだかすっきり喜べません、やっぱり値段がどんどん下がっていったことが一番気になるのかもしれません。くどいようですが着物は気に入っていて嬉しいんですが…もし私が買った着物がおかしなものだったり、ぼったくられていたとしても86サンの投稿にあるように着物への第一歩を開いてくれた、と思って着付けを習いにでも行こうと思います。和ダンスの中に亡くなった母の着物が眠っていますこれを機会に着れるようになりたいです。(よく考えたら死んだ母の洋服は時代遅れで着ようとは思わないのに着物なら考えてしまえるんですね)でも着付け教室にも色々あるみたいですね問題が…購入を決めた当日はどんな組み合わせにしよう、どこに着ていこうかとウキウキして眠れないぐらいでした。なんだかどんどん何を言いたいのかわからないメールになってきましたがもう少しわかりやすく評判が悪くなくなれば素直に気に入った着物を楽しめるのに残念です。染匠さんはこういうコーナーを自主的に設けて改善に取り組まれてるんですね耳に痛い投稿、腹の立つ投稿も多いかとは思いますががんばってください、専門家さんにこういうコーナーがあるとありがたいです。

108.どんな形が良いのだろうか
2008/08/01 50歳代(東京都)

image若いころから着物が大好きで、リサイクルや洗える着物を愛用し、自分なりに楽しんで着物を着ています。将来、着物に関わる仕事がしたいと思っていましたが、○○和装の無料着付教室のセミナーや展示会などに参加して、やはり、ちょっと嫌になってきました。着物好きはローン地獄は当たり前、という雰囲気にとても違和感を感じ、自称着物好きの人々の見栄っ張りで上っ面なところが鼻に付き、自分は仲間になりたくないな、と。確かに、伝統工芸を守り育てるのも大切ですが、それぞれの家庭の経済事情があります。地球上で飢えている人がたくさん居ることを考えると、着物に熱を上げすぎるのはどんなものかと、むなしく思えてきました。芸術的な趣味は良いイメージで受け取られるのに、着物が趣味というのは低レベルに感じるのは何故なのでしょう?今の日本人が、無理なく着物と付き合っていくには、どんな形が良いのだろうかと悩んでいます。

107.他装は、腰紐1本の着つけ技術を習得しています。
2008/02/19 きもの関連(相模原市)

image着つけのご指導をして、40年前後になります。昔から無料教室の事は、色々言われていますが、広告・場所・講師の人件費などを考えると誰が考えても、何かしらの利益を当て込んでいると考え、無料では不可能だと解かる筈なのですが、何故行って不満を言うのでしょうか。無料教室だけでなく、学院として運営している所も、留袖・喪服・振袖の実技の勉強ですと称して必要でもない物(着物・帯)を販売している所が殆どです。着物教室・学院は、「着物の展示会」を年数回 開催しているのが今は当たり前のようになっている事も残念な事に事実です。宣伝をしているから!大手だからと言って、安易に教室を選んでいる方を多く見かけます。体験入学などをして、教室を選んで欲しいですね!!小さくとも、着ものの知識文化・着つけの技術をしっかり教えて頑張っている学院もありますので、諦めないで下さい。世界最高の民族衣装と言われている「着もの」を嫌にならないで欲しいですね。因みに、当学院の卒業生は他装は、腰紐1本の着つけ技術を習得していますよ。

106.二度とその手には乗るか!
2008/01/18 美容師(岐阜県)

image私は美容師なので仕事柄、大型店スーパーなどに入っている呉服屋の前を通るとついつい綺麗な着物に目が留まってしまいます。「ちょっとあてがう事出来るから遊んでかない?」と店員に言われ入ったが最後「今日はいつも来ない着物のデザインした先生が来てるのよ。めったにお目にかかれない人だから」と言われ、その先生が来ると店員も誰も物申せない異様な空気に・・・。きっと本当にすごい人なんだろうけど、その先生とやらに「あなたも30ならこれくらいのモノ着こなしてみなさいよ。これにはねあの帯が合うから ちょっと! それ持ってきて」と半ば威圧され、サインしてしまいました。怖かったです。違う店舗でも店員の若い兄ちゃんが、「セールやってるからちょっと遊んでって~と言い」中に入るとアンケートから始まって、話もなごんだところで奥に入れ、「ちょっと合わせてみて」と言い。数点合わせたところで、「どれが一番気に入った?」などと聞き、最終的に電卓をたたき始め、「月々こんだけでどう?これくらいなら無理のない数字だよね?」などと言うから、買うなんて言ってないし、二度とその手には乗るか!と思い。「そんな金があるなら、車買うから!」と言って出てきました。呉服屋さんというのはどこもそういう強引な買わせ方をするんですね。そうじゃないと、今着物着る人少ないですしね。でもそもそも買い物というのは 買わされるものではなく、自分が欲しいから買うのであって、買わされた感があってはいけないと思うんです。着物にも流行もあるし、洋服のように呉服屋も常に見ていたいのですが、呉服屋はそういうわけにはいかないんだ、と言う事を学習し、以来呉服屋の前は店員と目を合わさず、素通りし、今年の流行は本を買って見ています。

105.着物セミナーもこわかった。。。
2007/11/29 会社員(大阪市)

image某着付け無料教室。私も通っています。道具にこだわる着付けで、道具だけで1万円近くもしました。着物セミナーもこわかった。。。これでは着物ばなれがどんどん進んでいくのではという怒りの気持ちにさえなりました。まだ半分のこっていますが、最後のパーティとか行かれた方、行かないほうがよいのかなど教えていただけませんでしょうか?

104.結局、総額90万ほど、サインしてしまいました。
2007/11/23 会社員(岐阜市)

imageこの秋から、着付け教室に通っています。ただ、着物を着られるようになりたい、それにより立ち居振る舞いを自然と身に付けたい、との安易な考えです。随分月謝が掛かるようだったので、CMでもおなじみの、○○の教室に決めました。不必要な出費はしたくなかったし、する気もありませんでした。ただ、着物や帯や襦袢など、振り袖しか持っていなかったので、自分で買い揃えなくてはならない現状でした。いざ教室が始まると、他の方も投稿されてましたが、「便利な小道具」の斡旋。正直、ガッカリしました。それがなくても着られるように教えて欲しかったから。1回目の教室は、以前の説明会後にその道具を購入した人たちには丁寧に使い方まで教えて、未購入の私は蚊帳の外状態。悔しいから絶対に買いません。そして先日「帯のセミナー」とやらに連れて行かれました。京都の有名な帯屋さんらしいです。いろいろ教えていただいたことは、とても貴重だと思っています。が、正直、ちんぷんかんぷんですよ。午後からは「コーディネイトをお教えします」とのことでしたが、鏡の前に立たされ、マンツーマンで「販売ムード」。全く買う気が無かったのに、他の3人がみんな購入している姿には驚きました。なんか、わたし一人だけがハメられてる気分にさえ。。。結局、総額90万ほど、サインしてしまいました。とてもステキな着物と帯だったのですが、ものすごく複雑な気分です。

103.教室は密室状態なので
2007/06/08 主婦(横浜市)

image某着付け教室をコースの途中で辞めました。理由はやせすぎの体型のことを毎回指摘されたり、他の先生を呼び止めてその話をしたりすること(つらかった)、「胸のトップを・・・」と説明しながら、そこを指でつつかれたこと(気持ち悪かった)、化粧を薄いので濃くするようにとくどく言われたこと、時間内に終わりそうにないと生徒のせいのような言い方をすること、が主な理由です。前の先生はみなさんいい方ばかりで、毎回通うのが楽しみだったので、とても残念でした。着付け教室の世界に限ったことではないと思いますが、教室は密室状態なので、ほかの教室のことはわかりにくいと思い、投稿いたしました。

102.常識を疑う光景でした。
2007/03/10 会社員(厚木市)

image先日呉服店の販売員の態度で、あんまりだと思う事がありました。チェーン展開をしていて、関東では沢山の店舗を見受ける呉服店『着物のや○○』。これは神奈川にある一店舗での話しですので、全てがそうだとは思いませんが、一言もの申したい。長年探していた理想の柄の反物を見つけ、今迄『や○○』では購入した事はなかったのですが、購入を決めて店に参りました。その着物に合わせたい手持ちの帯があったためそれを持参し、合わせさせて欲しいと言ったところ快く承諾して頂いたまではよかったのですが、私のその手持ちの帯を店員の一人が気に入ったらしく、どこで買ったのか、価格はいくらかと聞いたあげく、手にとって自分に当てて鏡の前に立って見ているのです。その足元を見ると、手許から零れ落ちた帯の先が床をすっている!!当然店内は土足で入る普通の店舗です。床はビニタイル。そこをずるずる客の帯を引き摺ってその販売員は鏡の前に立っているのです。その時私は店の奥の2畳程の畳の上に靴を脱いで上がっていて、肩に反物を乗せていたため、店の入り口のその店員の傍にすぐにはいけなかったのですが、それがなければ飛びついて帯を店員の手から取り戻したかった!結局その反物はとても気に入ったので、そこで購入はしましたが、あんなに礼を失した店は初めてです。その店員も、それを回りで見て「わ~似合う!」「●●さん、角出しにしてみて」(なんとその店員は私の帯で太鼓の形を作っていた)などとはしゃいでいる他の店員も、総じて常識を疑う光景でした。例えそれがその店舗だけの行動だとしても、もう二度とその会社の店舗に足を踏み入れたいとは思いません。

101.全く着られるようになりません
2006/12/17 会社員(高槻市)

image某協会の4ヶ月無料着付け教室に通っています。便利グッズをものすごくたくさん買わされました。1組2本入り1800円もするコーリン和装締めが2組も要ると言われ、代わりに1組分でも紐ではダメですか、と聞くと「ものすごく紐にこだわりがあるとか、経験があるならいいけど、あなた初めてでしょ」といわれました。最初に事務所の方が説明されたときは、道具を買わせるようなことは一切ない、とのことでしたが、先生は「あなたが困るのよ」と言って何でも買わせます。不要なものもあると、あとから知りました。また、必要な帯の長さをとても長く言うので、家にある帯が使えないと思いこませられ、慌てて買いました。短い帯を持っていくと、見てるだけにさせられ、置いていかれるので。友人に聞けば、家にあるものも十分使える長さだとのこと。買ったものは、私の体型では長すぎて、たくさん折り曲げないと使えません。担当の先生は、人気・実力ともにNo.1と紹介されていました。人気はともかく、実力、というのは売り上げのことでしょうか。専門用語を使って早口でパーっと説明するだけなので、毎回チンプンカンプンで3ヶ月分のレッスンが終わりましたが全く着られるようになりません。有料の着付け教室に行った友人は、5回で着られるようになったとのこと。私はゆかたなら自分で着られるのですが、簡単なはずのゆかたの着付けもやたらと難しく言うので、他の人は「ぜんぜん着られるようにならない」と言っていました。

100.社員教育と品物の管理しっかりしたら・・・
2006/09/12 40歳代(高山市)

image私は、会員制の冠婚葬祭式場の貸衣装と婦人会の貸衣装で嫌な思いをしました。婦人会へ子供の振袖を借りた時、襦袢の半襟が汗しみで真黄色で着れた物では無かったので、広襟に半襟がミシンでしっかり縫い付けてあるのを解いて洗って乾かして縫付ました。そして、着物の袖口より襦袢の袖口の方が長く、2cm近く出ていました。婦人会の人は、年60代で大手の着物教室で資格を取って見えます。『私が、コーディネイトしてくれるから』と、言って高い所に置いてある小物セットを取るのに積んで在る帯を踏み台にしたのはビックリ。式場の方では、私が正絹の喪服を借りようとしたら、相手が『正絹は、シワに成るからポリなら貸します』と。仕方が無いので正絹を貸てくれる所で借りました。他にも私が頼まれた人の留袖の着付けに行ったら同じ式場の着物でおはしょりが出ない。襦袢の襟と後ろ身頃の縫ってあるとこが解けている。半襟は、糸こきをしずに付けて在りました。借りた人は、相手に文句を言ったが謝罪の言葉が無かったと。後から色々と悪い話をよく聞きます。先ずは、お客に迷惑を掛けない様に社員教育と品物の管理しっかりしたらと思います。田舎だから、いいわいいわで済むのかも

99.消費者と「作家」が一堂に会して相談できる場が全国各地にあればいい
2006/06/22 パート(上尾市)

imageノンフィクションライターさんの投稿を読み、私なりに感じたことを述べてみたいと思います。作家とじかに相談してオリジナルデザインの着物を作ってもらったら?とのアドバイス。確かに一案ではありますが、そうした機会に恵まれる人はごくごく少数ではないでしょうか。何をもって「作家」と定義するのかも難しい。人間国宝や伝統工芸士として認められた人だけなのか。特定の呉服店に所属するデザイナーも、展示会場では超有名・大物作家と紹介されたりしますから(笑)。消費者と「作家」が一堂に会して相談できる場が全国各地にあればいい、とは思います。 もう一つ、着物は正絹でなければいけませんか? ウールや木綿、ポリエステルなども仲間に入れてください。母から娘へと大切に受け継がれてきたという歴史は昭和で終わっています。50代ぐらいでも、着物を持っていないし着付けられないという人、めずらしくありません。それに嫁入り支度として色無地や喪服一式そろえる家庭って、かなり希少。結婚式で花嫁が白無垢を着ない、新郎新婦の母親が黒留袖を着ないのも、今ではありふれた風景です。 近頃、着物にめざめた女性たちの大半が、ファッションのひとつして気軽に着物を楽しみたいと思っているのではないかと、周りを見る限り感じております。いずれ娘に渡すから…ではなく、まずは自分の好み(と予算)を優先させる。娘がいない人や、独身なら尚更でしょう。洋服の種類がカジュアルからフォーマルまで幅広いのと同じく、キモノも幅広くあってほしい。B反を正反といつわったり、高額なローンを組むよう強要したり、作家と思ってるのは本人だけみたいなエセ作家が駆逐されますように。真摯な姿勢で製作に打ちこんでいる方々と、私たち着る側がともに笑顔で着物談義ができる日が来ることを願ってやみません。


自称「きもの作家」が複数の名前を持ち、展示会場やパンフレットごとに別名で紹介されていることがあります。表現や評価は自由としても、作家、企画、流通、それぞれの立場(都合)が優先され、きものファンの気持ちは、あまり尊重されているとは言えません。需要と供給の有り方は、これから大きく変革するでしょう。

98.正しい知識を身に付けてお伝えなさるべきだと思います。
2006/06/21 ノンフィクションライター(東京)

imageこんにちは。皆様のご意見を拝見いたしました。ノンフィクションライターの○田でございます。私の家族が京都洛南の呉服作家なので、流通経路をはじめ業界は熟知しておりますので、僭越ながら、踏まえたかたちで皆様にアドバイスいたします。まず,呉服をお仕立てになるときは作家と相談して正絹でなさることをお勧めします。確かにお手入れは大変ですが、母から娘へと思い出と共に受け継がれてゆく温もりが呉服の最大の魅力です。最近では業界の悪徳商法に疑問を抱いた作家が自らお客様と取引するようになってきましたので、作家と直に打ち合わせしてオリジナルのデザインで仕上げていただきましょう。中間コストがありませんのでチェーン店で買うより数段安いです。着付教室の先生方には必ず生徒さんから呉服購入の相談をされると思いますので、正しい知識を身に付けてお伝えなさるべきだと思います。着付技術はもちろん呉服の歴史や文化まで。


メーカーも流通も大変革を起こしていますが、着物や帯などは、一般には製造元が自由に作って自由に売りさばくと言うものではありません。多くの場合、産地問屋(商社)とデザインや生産量を約定(契約)してから仕事にとりかかります。ナショナルチェーンなどは、販売計画にあわせて生産を依頼しますので、あながち高いとも断定できません。海外生産や量産効果で格安で提供する商品もたくさんあります。インターネットのお陰で、いろいろな情報が入るようになりました。益々競争が激しくなりますが、これから先は、やはり本物しか生き残れないのでしょうね。

97.とても良いお店に出会いました。
2006/06/18 会社員(埼玉県)

image皆さんの呉服店に対する怒りが爆発してるみたいですが、私は良いお店との出会いがあったので投稿させていただきます。先日、友人宅に行くついで(失礼)に「そめの○江」というお店に着物のお手入れでお伺いいたしました。店長という方に受付けしていただいたのですが、とても親身になって相談に乗っていただきました。一通りお手入れの相談が終わり、もしかして売りつけられるかも?と心配しながら着物を見ていたのですが、しつこく薦めることなく、私の聞いた事に親切丁寧に説明されて、「何か誂える時は気楽に来店してください!予算、欲しい着物を正直に教えてくださいね、予算内でお客さんにとって最高のお着物を紹介するのが自分の仕事ですから」とにっこり。大した売上にもなってないのに、帰り際にはわざわざ表までお見送りまでしていただきました。色々な呉服屋さんがありますが、とても良いお店に出会いました。


ほっとするお便りですね。問題が無いと話題にもならないので、日本中の多くの呉服屋さんがこうだろうと思っています。

96.良い店員さんに出会えてよかったです。
2006/06/12 主婦(埼玉県)

imageはじめまして、私は最近ある呉服店「きもの○ま○京都」の着付け教室に通っていました。最初はまったく着物事はわからない事だらけでしたが、着付けの先生がとても親切に教えてくださるので教室は通ってよかったと思っていたのです。でも皆様のご意見を読ませて頂きましが、やはり私も呉服店の方の営業方法に悩まされました。まず、その(着付け教室)にはじめて広告のチラシを見て行き購入した時に教室を進められました。やはり行く度につかまり店の定員5人位の人に囲まれます。そこの店主いわく40万の着物は安いでしょ・・私はいつも0がひとつ多い桁ばかり見ているからね・・・。と笑って言いました。ある知人は最初40万と言っていた着物も10万位でないと買えないと言うと10万で・・といいはじめたりしたそうです。本当に信用も無くなりなした。買っても買っても買わせるようとする為に取り囲む定員にうんざりしました。そして最近そこの呉服屋の噂を小耳にしたところ、やはり私のような方はたくさんいるらしく、アルバイトの方も数十万の着物を売りつけられたいへんな思いをしている方がいて消費者センターにも苦情がいっている呉服屋だったのです。でも現在も営業していています。せっかく着物の事を少しずつ勉強して自分らしく着れるようになったらと思っていましたがすごく今は残念な気持ちいっぱいです。でも、他の呉服屋の展示会に行った時接客したくれた方はとても親切な方で私に押し売りをする事もなく「まだ着付け教室に通いはじめたばかりなら、無理して最初から高い着物は買わないほうがいいですよ。だんだん自分に何が似合うか、自分はどんなものが欲しいかと思うようになってから少しづつ買って楽しんだほうが良いですよ。」とアドバイスをしてくれたのです。私は展示会だったので「きもの○ま○京都」みたいに囲まれてしまうのでは・・・と思っていたのですが良い店員さんに出会えてよかったです。これからはその呉服屋さんにお世話になろうと思っています。その場その場の利益より親切にアドバイスしてくれた呉服屋さんで私は自分で着物が選べるようになったら購入したいと思っています。


遅まきながらここにきてやっと信販会社も、対策を取り始めたようです。高齢者に数千万円のローンを契約したり、店頭や展示会場で強引な契約が行われたりしないよう冷却期間をもうけ、電話確認を自宅で行うようになってきました。

95.着付けの習い事は、長いつきあいになることが多いです。
2006/06/03 きもの関連(新潟県)

imageある地方都市で現在、着付け講師をやっている者です。「30年ほどの着物歴ではありますが、改めてきもの講師になるため」無料着付け教室に通いながら、終わり頃には財団法人である、某協会に入学しました。半年後に開講しましたが協会では生徒として勉強し続け、また講師研修会にも参加という形でした。入学して2年後くらいに、支部長と他の先生と3人でランチをする機会がありました。話題は私が説明会を受けに行った時のことになり、支部長がにこやかにおっしゃったんです。「○○先生(私のこと)が、説明会に来られた時のことは良く覚えていますよ。あとで話していたんです。あの方は志が高い方だからウチにはきっと来ないわ、って。」後頭をガ~ンと殴られた気がしました。(実際に少しのけぞった感じです。)この人、世間知らず!こんな所には長くはいられない!ここにいる人達は志が低い人ばかりなの?その後の協会では、講師はイベントにはおそろいの帯をしなきゃいけないとか、欲しくも無い感謝状と看板を斡旋します・・・とか。生徒と講師の立場を同時に経験した私には、見たくないものまで見えてしまいました。何より、人柄に関係なく長い在籍年数の人が上に立つ。言っていいことと、絶対に言ってはいけないことの区別もできない人を選ぶ人事体制。私は無事半年後に協会を抜け、何とか自立できました。(帯も感謝状もボイコットです。)あれから半年、今は協会のNo.2とNo.3がやはり支部長への不満で辞めようとしています。着付けの習い事は、長いつきあいになることが多いです。直接の担当ではなくても、その組織のトップに立つ人の、能力や人柄は選択する上では大切な要素です。中に入って少しづつ染まってしまうことがないよう、いつも客観性を持ち続けたいものです。長くなってすみません。些少ながら経験談をお伝えしました。


精一杯のほめ言葉だったのでしょうが、気の利いた世辞とは言えないようですね。着付に限らず、知識や技術以上に大切なもの、それは第一にも第二にも人間性だと思います。いや、少なくともそう有りたいと願っています。

94.何人ものパートさんが高額に売りつけられて辞めて行ったそうです・・・
2006/06/02 パート(群馬県)

imageこんにちは、初めて書かせて貰います。今、私は悩んでいます。着物に係わる仕事がしたくてチエ-ンの着物屋に、入りました。登録されてから、まだ半年なのですが・・・毎月のノルマや全員達成のノルマ・毎週のお店イベントそれに、毎月の催事(日帰り・宿泊)・・・何か、毎日追い込まれている感じです。仕事中は、着物着用が義務なので季節に応じて自分の着物も作らなければ成りません。(洗える着物実費)ノルマが、達成出来ないと責任を取って買う様に言われたりします。パートの給料では、正絹の着物なんて何着も買えません。その他、着物以外の商品も扱っているので・・・それも、薦められます。買わなかったり、売れなかったりすると辞めさせる方向にもって行かれます。今まで、何人ものパートさんが高額に売りつけられて辞めて行ったそうです・・・着物業界は、これが当たり前なのですか・・?


入社して半年程度なら、まだ一人前とは言えないでしょうから、ノルマも、まだ比較的少ないのではないかと思われますが、それでもノルマが未達成のままでは社員(パート)としては致命傷となるでしょう。ただ、未達成分を自分で買わなければ在籍できないのであれば、長続きしないのではないでしょうか。着物業界に限った話ではありませんが、パートさんに買えるだけ買わせてポイ捨てする確信犯的な会社もあるようです。このような「違法行為でなければ何でも良い」と言うようなやり方は、怒りを通り越して悲しくなりますね。現状では規制することができないのでしょうから、いずれ米国型の訴訟社会になるような予感がします。

93.「いらない」と強く言えない自分に憤りを感じます。
2006/05/03 会社員(春日部市)

image皆さんの意見を興味深く読ませていただきました。着物について思うところがあり、投稿致しました。私は、総額で着物に200万円ほどつぎ込みました。冷静になると考えられない金額です。買った着物はどれも気に入ったものなのですが、その点が店員側のペースにはまる一因になったかと思うと、後悔と自責の念でいっぱいになります。気に入ったはずの着物も、断りきれなかった自分の愚かさを見せ付けられる気がして、見ると複雑な気分になります。最初は、半年ほど前に小紋、帯などを一通り揃えました。ほぼ希望通りのものが購入でき、満足していました。買ったお店は、「○○つ」です。無料で着付けを教えていただいたり、着物に関することを教えていただいたり、楽しく過ごしていました。しかし、しばらくすると次の着物を勧められるようになりました。断り続けて少し経った後、展示会やお店に小物を探しに行ったときに、着物・帯など一式を進められ、断りきれずに買うことになってしまいました。着物を見ることは楽しいですが、合わせるとすぐに計算が始まり、逃げられない雰囲気になってしまうことにうんざりしました。また、「いらない」と強く言えない自分に憤りを感じます。これからは行かないつもりですけれども、着物から遠ざかってしまうのは寂しく、呉服業界と賢く付き合って方法はないか考える日々です。さらに、もう一つ気になる点は、執拗にローンを勧めることです。最初の着物のときの話です。もともと着物を買うつもりで探しており、そのためのお金も用意してありましたので、一括で支払うつもりでした。でも、ローンがよいということを何度も勧めるのです。挙句の果てに、「着物はお金を投げつけるように一括で支払うものではなく、ローンでこつこつ買うものだ」と言われました。結局、支払いは手数料なし(○○つ負担かもしれません)のボーナス二回払いとなりました。私は、ローンは手数料がかかるので好きではなく、なぜそこまでローンを勧めるのか理解に苦しみます。ローン会社と組んでいるのか?と勘ぐりたくなります。私は他の店で着物を買ったことがないのでわかりませんが、他のところでもローンをしつこく勧められるのでしょうか?また、この一件で金離れのよい人だと思われ、次から次へと着物を勧められるのかと思うとさらに嫌になります。ちなみに、最初の着物以外はローンを組みました。いくらなんでも200万一括は払えません。長くなって申し訳ありません。では、失礼致します。


「熱心さ」と「しつこさ」とは紙一重で区別し難いものでしょう。ローンを勧めるのは、資金繰り上契約後、数日でローン会社からお店に現金が立替払いされるからです。現金払いは、商品が完成するまで入金になりませんので、その間、資金が入りません。個々のお客様には大して意味がないようでも、規模が大きくなるほど売掛金の額は大きくなります。経営側から判断すればローンを使わない手は考えられないとは思いますが、お店のポリシーですので各店で対応は異なります。店員さんは、心底あなたのことだけを考え心配されているでしょうか?厳しいノルマに追われ、なりふり構わず売り込みをかける。そのような営業実態が実情ではないかと思います。夢のない話ですが、決して着物そのものが悪い訳では、ありません。扱う人の心の問題です。あなたのような方が、きものを扱ってくださるときっとこの業界も良くなるでしょうね。

92.自分の気持ちを整理してからの方が良い
2006/01/25 会社員(東京)

image「無料着付教室」に通いました。正確には現在も別のクラスを受講中です。この「無料」とは着付レッスン料がかからないイミでの無料なのだと理解していました。確かに帯や着物についてのセミナーという名の販売会にはへきへきでした。何といっても1日がかりだし。どんどん勧めてきて買わせるためのトークもすごい。ただ、今となって思うのは伝統工芸を継承していくためには1人でも多く知ってもらうコトが必要ではないでしょうか。技術や手間に裏打ちされた価格にはそれだけの価値があるというコト。決して目のとびでるようなお値段ではなかったように思います。納得して購入された同級生もいますし。私は買いませんでしたが。それに、ふだんお目にかかれないような着物や帯を思う存分触って羽織って感じて、目を肥えさせられるのならよい機会ではないかと。ただ購入に迷っている人にお教室を開催している会社からも着付の先生からも電話がかかってきたのには、特に先生には信頼をおいていたのに裏切られた気持ちになりました。やはり出席率と購買率が先生の評価に関係しているのかと勘ぐりたくもなってしまいます。この「無料着付教室」に申し込みをされるのであれば、ある程度自分の気持ちを整理してからの方が良いでしょう。自分が何を求めて着付教室に通うのか。単純に「無料」にとびついて後で「高い買い物させられた」とイヤな気持ちにならないためにも。

91.サロンがあるから行かない?
2005/11/25 主婦(町田市)

imageはじめまして。いつも拝見させて頂いてます。今回投稿したのは新手のボッタクリ呉服屋が急増していることを伝えたくて書き込ませていただきました。この店はショッピングセンターの中にあって、店内は安価な商品、リサイクル品、小物などがあって一見すると「安くて良心的な店」です。一回入ると親切に応対もしてくださって私もいいとこだと錯覚しました。店員はサロンがあるから行かないかと誘ってきました。お客様を招待してお食事会をやるんだといったのです。よく着物好きが集まってオフ会みたいなことをするのかと思ったら当日参加したのは私一人でした。着物もめちゃくちゃ高価でこの店のフインキとは真逆のもの。しかも逃げないように数人で私を囲んでアレコレ勧めてきます。4時には帰りたいと言ったのに聞いてくれる様子もありませんでした。正直気分が悪くなり、その場で倒れてしまいそうでした。店員は慌てたのかそこでは一番安い襦袢地を勧めてきました。これさえ買えば助かると思って購入しました。この手のサロンがあったのは知っていたけど本当騙された感じがしてなりません。帰宅の途中付き添っていた店員も「安いのは家で買えばいいが高価なのも必要だ。」などと言ってました。もうこの店には行きません。この店は若い店長にノルマ競争させているようです。ちなみに店名は「う○○や」。

90.消費者契約法という法律で、取り消すことが可能です。
2005/10/08 司法書士(大阪府)

imageはじめまして。破産手続など債務整理の相談を生業としている司法書士です。とある70代の女性の相談を受任したのですが、クレジット会社から訴えられました。話をよく聞くと、た○う○(この掲示板でも出てますね)の求人広告を見て面接に行き、展示会の見学と称して、5、6人の販売員に取り囲まれ、同行した娘の着物を60万円程でクレジットで買わされたそうです。このような求人広告商法というのは、着物に限らず昔からある典型的な悪徳商法です。特定商取引法の、目的隠匿型販売または電話勧誘販売に該当し、クーリングオフの対象になります。また、不当に強引な販売手法は、消費者契約法という法律で、取り消すことが可能です。今回の裁判が、どのような形で決着するか分かりませんが、相談者のために何とか勝利を得たいと思っています(本人は破産するのでいいんですが、娘さんが連帯保証人にさせられている)。機会があれば、また結果をご報告させていただきます。私は男ですからこの業界には今まで疎くて知らなかったことが多ったのですが、このような商法がまかり通っていて、日本の古きよき伝統文化が汚されているようで、とても残念ですね。ことは業界だけの問題に留まりません。

89.私はいい道具が必要だと思います。
2005/09/19 主婦(岐阜県)

image面白く読みました。着付けに関してですけれど、どうして帯が結べないのかについてお話したいと思います。人間の体の構造から考えますと後ろ手で背中脇に両手が楽につくかどうか、ましてや帯より小さい帯枕をはさんで帯を背中上に持っていけるかどうか、おそらくほとんどの人が楽にできないと思います。2重太鼓結びは人に結んであげることはできても自分ではできない人が多いのです。また自分で、できるといっている人もちょっとした手直しが必要となります。帯山、お太鼓の大きさ、脇でする手先の始末などがあります。日本国民が成せば成ると思っているせいでしょうか?私はいい道具が必要だと思います。私が考えたものですがホームページをご覧になっていただくとありがたいのです。http://www.geocities.jp/izumi_page/この道具は短い帯、固くて自分では結べない帯も結べます。1つの道具で手結びのやり方とお太鼓の方からする方法ができます。着物の業界にお役に立つと思います。

88.そしてまた、契約をしてしまいました。
2005/09/15 主婦(東京都)

image娘が成人式ということで京○きもの○○に行きました。そこでレンタルをしようと行ってみると価格が高く、レンタルより買う方がお買い得ですよと進められ、あまり深く考えずに購入しました。娘も喜んでいたので良かったのですが、主人には「セールスに乗せられて買わされたものだ」と言われました。そこで、はじめてそういう販売方法なのだと気がつきました。その後、お得意さまだけのご招待と言うことで宝石展によばれました。「買わなくてもいいから遊びにきてください」と言うので友人といきました。そこで、かなり無理をして宝石も買ってしまいました。担当者に「良く似合いますよ、これは出会いですから」とかなり進められるのです。お昼の時間もかなり過ぎ契約するまで離してくれないのです。断ることがなかなか出来ない私には苦痛でした。そして、その後また、上得意様だけのご招待の展示会ということで担当のひとが電話をしてきました。行く日の約束日を迫り、これも断りにくいのです。私も懲りずにまたお店に行ってしまいました。「着物を着て遊んでいってください」と言われ、着せてもらっているうちに金額の計算がはじまり、断れないような状況になっているのです。そしてまた、契約をしてしまいました。「似合うとか出会いとかの言葉」でおだてて契約に持ってく方法は辞めて欲しい。私みたいに無理して買っても店の印象は悪くなるだけではないでしょうか。

87.最初は呉服屋さんで、
2005/08/25 主婦(横浜市)

imageはじめまして。着物好きの主婦です。世の中ひどい商売や、お店もあるものだと思い、読ませていただきました。私は、曾祖母が花柳界の人間で、また、叔母が呉服店を営んでいることもあり、振袖からウールのアンサンブルまで、祖母や母のものを仕立て直した物や、自分用に誂えた物など、色々着物は持っています(着物の数ほど着る機会はないですが^^;)。着付けは、近所で個人で教えている手結び専門の先生に習い、一応自分で着られます。とは言っても、大学を出るまでは、七五三と成人式しか着物は着た事のない普通の初心者でしたが(笑)。こちらを読むと、初心者で、チェーン店や、展示会などに行き、いろいろいやな目にあわれた体験記が多いようですが、個人的には、関東にお住まいの初心者の方は、最初は銀座に行くことをお勧めします。経験から言うと、銀座の呉服店は、いいです。銀座には一杯お店があって、各店季節ごとにディスプレーを見るだけでも勉強になることばかり。呉服屋では着物以外に小物(日本手ぬぐいとか、浴衣用のかんざしとか)も売っていますので、そういうものを見ながら、「ディスプレー素敵ですね。着物は持っていないのですが、たとえば色無地を染からお願いすると、お宅では予算はいくらくらいになりますか?」とか、聞いてみると、案外チェーン店の着物と変わらない値段で作れたりします。いきなり何人かで取り囲んだり、買う意思がない客を上がらせ、色々あわせて見せたりの強引な勧誘なんかないし。多くのお店は、お店に誇りを持っており、親切に教えてくれます。予算だけの相談にも乗ってくれます。銀座は敷居が高そうですが、一見さんの私も、ほとんどの店では平気でした。(中には高飛車なお店や(中心に扱っている品物も、とても私が買えるような価格のものではなさそうでしたけど)、先客のお相手で、冷たい対応をされることもありますが(それは仕方ないと思いますが(^^;))、そしたら他の店を当たるだけです)。何か買ってみたいのだったら、出来上がりでなく、浴衣を誂えてみるのがいいと思います。価格も安いですし、銀座のお店は「オリジナル柄」もあって、とっても素敵です。皆が着ている浴衣だからこそ、銀座お誂えは目立つこと請け合い(伊勢○のオリジナル浴衣とか、本当にかわいいですhttp://www.ginza-iseyoshi.co.jp/kimono/)。それに、浴衣は安いですが、着物を誂えるプロセスとしては、選ぶものが少ないだけで、大体体験できますし、出来上がりは、ぴったりサイズで着付けやすいし、帯とセットで9800円とかのものとは、着心地が違います。私は、自分のお金ではじめて作ったのが、染からの色無地でした。色無地ははじめて作る着物にお勧めの選択です。布を選ぶところから始まり、染めの色選びや、紋をどうするか相談したり(結局しゃれ紋の加賀紋を注文した)、とても楽しかった思い出があります。色無地は応用範囲が広いし(年取ったら染め直しもできるし)、無地なので、余程の色を選ばなければ失敗も少ないし、何より色々呉服屋さんと相談して、「私だけのお誂え着物」が出来上がるのを待つ気分は最高ですよ。価格も染から頼んでも仕立て代込みで18万円くらいでした(もっと安いのもあった)。会話の間に、お手入れの仕方や、洗い張りの値段とかも聞いておけばいいし。せっかく買うなら、好きなものを、信頼できる店で。それは、チェーン店やネットよりは高いかもしれませんが、初心者だからこそ、最初は呉服屋さんで、対面販売のお誂えで作って、染から勉強し、いいお店で、いい品を見て目を肥やし、ちょっと慣れてから、ネットや、チェーン店に遊びに行けばいいと思います。 私もネットで買いますが、ネットは写真だけなので、実際ちょっと色が違うことも多いし(着物って微妙な色の世界なので、このちょっとが大きい(^^;))、チェーン店は、SC内にあったりして、落ち着かないので、逆に慣れてきてからの方がいいような気がします。すみません。300字すっかり超えています。でも、「初心者だ」と自覚されているからこそ、敷居が高いと敬遠せず、「銀座の専門店」にも当たってもらいたいと思うんです。皆さん、そもそも心の中では着物が好きだから、展示会やチェーン店にいかれたんだと思います。単に入りやすい店や、セールの文字にひかれて安いと思って結局安くもない着物を買ってしまう様なことが少なくなればと思います。

86.着物を好きになる第一歩を切り開いてくれた
2005/07/21 学生(横浜市)

image私は○ま○でつけさげ訪問着と袋帯、長襦袢の購入契約をつい最近しました。以前から着物には興味があり年を重ねた時には着たいと思っていたんですが、店員さんの強力なお勧めで購入に至りました。親には相談せずに、バイト代でローン支払いを契約してしまったことに、後で散々後悔しました。このページで様々な書きコを見て、更に気分が落ち込みましたが、考えました。その店で先にゆかた一式を見立ててもらって、そのセンスのよさは気に入っていましたし、その店員さんが選んだ、私に似合う色や柄は適切だったと思っていたので、同じ店員さんに「これ!」という着物を選んでもらい、自分でもすごく気に入ったのでその着物に決めたことには後悔していません。21歳で着物に挑戦するのは、周りに着物を着る環境がない私にとってすごく遠い存在でした。こうした呉服屋さんの強引とも思える売込みが、私に着物を好きになる第一歩を切り開いてくれたと思えるんです。まだその着物は仕立て中のため手元にはありませんが、今、着物の種類や必要なものを調べ始め、また着物を着ている人に視線がいき、呉服屋さんの前では足が止まってしまうほど、着物に興味津々で楽しいです。また自分に合った着付け教室に通いたいと思っています。

85.わざわざ休日に出てきてくれたりもしました
2005/05/30 学生(東京都)

image大手チェーン店について、様々な意見があり、私も心当たりがあったので楽しく読ませていただきました。私の行き付けの呉服店は、ここでも何度も名前の出ていた着物の○ま○です。暇だったので、少し店先で着物を見ていたら店員さんにつかまりました。拘束時間は2時間くらいで、店の閉店時間まででした。小紋が欲しかったのに、成人式前だからか、なぜか振袖の試着が始まり、見ていた小紋とあわせて月々1万円で36回ローンだとか。いくら売り上げが欲しいとはいえ、一人で来店した未成年(しかも学生で一人暮らし。東京歴半年)に言うセリフじゃないだろうと思いました。その場は何とか逃れて帰宅しましたが、「呉服店は必死なんだろうなぁ」としみじみ思いました。結局、着せてもらった黒い振袖が気に入ったので、12万を貯金とバイト代で買いました。満足しているので、問題はないですが。その後、その店舗の20代前半の店員さんと個人的に仲良くなり、(着付けが出来なかった頃に、「着物を着たいんです!」と言ったら、わざわざ休日に出てきてくれたりもしました)度々顔を出しています。(店長さんの態度は多少押し売りですが)冷やかしで窺っても歓迎していただいていますし、新作が入ると着付けてもらっちゃってます。ただ一度、キャンペーンのお誘いの電話が、その仲のいい店員さんからかかってきたときに、私は用事があってどうしても行けないという旨を伝えたのですが、電話を切る直前に、電話の向こうで「すみません」と謝る彼女の声が聞こえました。少しゾッとしたのと、「大変だなあ」という感情を同時に抱きました。今でもやはり時々顔を出しているのですが、店の経営方針も重要ですが、店員さんがどんな人なのかということが一番大事だなぁと感じています。

84.買え買え攻撃でがっかり
2005/03/24 会社員(東大阪市)

image学費が安いという事と高いお免状はなしということでNきもの学院に通っていますが、販売目的の為の学校のような気がしてきて憂鬱です。月に1度程度展示会があるのですが、入学した時に「気に入った着物でなければ絶対買ってはいけません!!」「展示会で着物の勉強をします」と聞いていたのに2~3度目の展示会の時に買え買え攻撃。以前先生に、母の着物を染替える事を予算も言って相談していたのでその色の参考にとの事だったのに、予算位の着物を執拗に勧められました。私は染め替えを希望していたのにその事には一言も触れずに買え買え攻撃でがっかりでした。結婚を控え、そんな余裕はないと言ったのですが私のプライベートな部分やお金の使い方まで聞き出してきて、仕方がないので言いたくないことまで言って今は無理だと伝えたら諦めたようでしたが、その後それについて冗談ぽく嫌味のような事を他のスタッフに言われて人間としてもどうかと思います。着付のコースは初・中・上級とあり、初級は一人で着物を着られるようになれば・・・という思いだけでしたのでよかったのですが、中級ではどんなことをするのか?と尋ねてもはっきりしたものがなくやりたいことをやればよい・言ってくれればよい、という答えでした。結局(私が受身過ぎるのかもしれませんが)着物も小紋しか持ってないし何を教えてもらえばいいのかもわからず初級とたいして変わりがありませんでした。人によっては手持ちの振袖で振袖を着付けられるようになっていたりで不満に思いました。販売目的・買わなければ居づらい気がして行くのも憂鬱で辞める予定です。上を目指して意気揚々として入学したのにがっかりです。

83.きものの販売に重きを置いているようであるなら・・・
2005/03/19 会社員(神奈川県)

image現在、Nきもの学院へ通っています。つい先日、作家の先生が来たということで、お教室に反物がたくさん来ていました。お勉強ということで、その反物を使って、コーディネイトや顔写りを勉強しました。そしてその日のお稽古が終わって帰ろうとしたとき、先生がメモ帳をもってきて、「全部で42万になるけど」と言ってきました。そこで、買わない意思を示したら突然、「それじゃああんた、これからどうするつもりッ!?」と急に怒られました。そのうち「ローンもあるから」「長襦袢だけでも」と、当初すすめてすらいなかった長襦袢まで買わされそうに・・・。私は夜の授業だったので、その後の生徒さんたちが来ることも無く、「買うまで帰さない」状態に。最終的にはもう涙目です。本当に怖くって・・・。そうしているうちに他の先生が間に入ってくれて何とか逃れることが出来ました。その日はもう一度ちゃんとお断りして逃げ帰って来ました。2日後に学院の本部のフリーダイヤルに電話して、この会社の方針を聞く事にしました。会社の方針としてきものの販売に重きを置いているようであるなら自分の習いたいものとは違うと判断できるかと思ったからです。電話をしたら、コールセンターのお姉さんが「申し訳ございません」と真摯な態度で謝ってくれました。次に男性の方に代わって実に偉そうに話し始めました。最初はその態度と、自分の伝えたいことがなかなか伝わらないということに(相手の話をまともに聞くこともせず「…だろう」で判断したからでしょう)少し苛立ちましたが、「そういうことがあったなら私どもの教育にミスがあったということなので、教室名を言って下さい。指導しなおしますから。」と言ってくれました。私としては先生のことは本質的には好きだし、先生がお叱りを受けることを期待しているわけではなかったので、名前を言うのはあえて控えさせていただきましたが、今後その先生とトラブルがあったときのためにその男性の名前を自ら名乗ってくださいました。これからもこういった勧誘、販売は続くと思います。正直、続けていくのもちょっと嫌になってしまいました。しかし、このようなフォローの体勢があって良かったとおもいます。長くなってしまい、申し訳ありません。

82.これで負けてはいけません。
2005/02/20 会社員(愛知県)

image最近のことですが、今まで私は着物には無知だったのですが、ご縁で、京友禅作家の斎○光○先生と金沢友禅作家の寺○一○先生に別々の機会にお会いして、直接、染色の世界の深さ、素晴らしさ、美しさを拝聴し、すっかり着物の美のとりことなりました。呉服屋を通して変なセールストークを聞くのと、作家の先生から創作の情熱を拝聴するのとでは、こちらの作品に対する感動が天地ほど違います。以来、私は呉服屋に冷やかしに行くのが趣味となりました。やはり実物を見て目を肥やすのが早道です。みなさんは低レベルの呉服店員に振り回されて気の毒ですが、これで負けてはいけません。一流の店にドンドン出入りして勉強しましょう。冷やかしを嫌う店は三流です。だいたい着物を誂えるのに、店に入って即買いなんていけません。帯なら一流メーカーと取引があるかを先にチェックしましょう。チェーン店では機械織りの大島をすすめてきたり、色無地を染めませんかとか、言ってきますが。私は質の良い小紋を並べているお店が好きです。小紋はレストランや旅行に重宝します。彩りがあって心楽しくなります。

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